絶景探訪ツーリング
〜飛騨、信濃、木曾を巡る2日間〜

走行日:2009年5月25日月曜日〜5月26日火曜日

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1:5月25日月曜日 京都→高山→沢渡上駐車場

昨年は少し体調を崩していたのもあって
余り遠くへは行けなかったんですけど、
おかげで行きたかった信州へも行けなかった…。_| ̄|○

泊まりがけで遠くへ…と言うと
仕事の都合もあってお盆の頃とほぼ決まってましたが、
その時期はなにせ暑い、そして人が多い!
そんな時期に高速道路を300kmも走ると
それだけで干からびちゃう。(笑)
でも今年は体調が良いし涼しい時期なら
少々の無理もききそうと言う事で、
新緑が綺麗であろう上高地を見に行こうと決めたのが5月の半ば。
宿は勿論、八ヶ岳山麓の蓼科高原ピラタスの丘にある
ロッジモーティブだなと各地の週間予報を睨みつつ、
ロッジモーティブに予約を入れたのが5日前。

今回は主目的が上高地の散策なので
ルートは名神から東海北陸自動車道を北上し
高山からR158を東進する事にして、
2日目はどうしようかと悩みつつ
R152に沿って杖突峠から高遠へ向かい、
R361へ入って木曾の山の中を高山方面へ向かいつつ
開田高原にある木曽馬の里でも寄っていこうかと
2日間のルートがほぼ決まったのが前日の24日。^^;

グーグルマップでルートを辿ったりしてたんですが、
…今回はそれなりに距離が長そうだ〜!^^;;

うわ〜、山がいっぱい♪
でも、北アルプスの峰々に八ヶ岳に南アルプス、
中央アルプスの木曽駒ケ岳や御嶽山、乗鞍岳と
3000m級の山が居並ぶ日本が誇る高峰の懐へ飛び込むルートで
このマップを見てるだけでワクワクしてました♪


当日、5月25日月曜日、午前5時40分頃起床。
カーテンを開けて外を見ると…どんより。^^;
ってか今にも雨が降ってそうなほど雲が低い。^^;;
うーむ、予報通りだなと思いつつ
予報の昼過ぎから晴れるとの言葉を信じつつ
ハムスター達の世話をしたり荷物を積み込んだりして、
自宅を出発したのが午前6時40分。
朝のラッシュが始まりかけてる京都市を東へ向かい、
午前7時過ぎに京都東ICから名神に乗っていざ高山へ。

高速に乗って滋賀県に入っても相変わらず雲は厚く
竜王周辺でパラパラとした雨にも遭ったけど、
米原JCTを過ぎる頃には徐々に雲が切れ
第一休憩地の養老SAに着く頃にはスカーッとした青空が!

目も青くなりそうw

午前8時22分、養老SAに到着。
自宅から約110km、いいペースだ。
それにしてもええ天気になったな〜と、
暫し透き通るような青空を眺めて
朝食をとりにフードコートへ。


飛騨バーガー

美味しそうなものは色々あったんですけど
「飛騨バーガー」ってのを見つけてしまいまして、
今日はそっち方面へ走るから丁度いいかと買い求め、
レモンティと一緒に頂きます。(^◇^;

ちょこっと小さめなんですけど
肉の味がしっかりしていて美味しかったです。

暫しお腹を落ち付けてから用を足し、
午前8時50分に養老SAを出発、本線へ戻る。
すぐに一宮JCTから東海北陸自動車道へ入るものの、
目的地の距離表示看板の高山の欄に目がテン。

高山まで135km…。(; ̄ー ̄A

え〜!?そんなに遠かったっけ?とか、
もう130kmほど走ってるんですけどまだ半分かよ…、
と軽くツッコミを入れつつ、
徐々に高度を上げ始めトンネルと橋が続く
東海北陸自動車道を北上します。^^;

ま、そんな感じで距離の読み違えもあったせいか
一回休憩で高山まで行けると思ってたのに、
実際は思ってたのより30kmも長い、当然もちません。(笑)
おまけに「トンネル、橋」という単調な路線のせいもあってか
走り始めて1時間余り過ぎればもうやたらめったら眠い!
これはイカン、無理して走ってたらどこかへ突っ込む…と、
ひるがの高原SAへ入り休憩をする事に。^^;


随分北上したな〜

午前10時10分、ひるがの高原SAに到着。
京都からは約225km、養老SAから約110kmなので
休憩地としてちょうどいい距離かな。(^^ゞ

ここは標高は900m近くあって空気も断然爽やかで
随分と登ってきたな〜と感じますが、
北緯35°59′、東経136°54′って表示を見ると
随分と北上したし東にも来たなぁとも実感できます。

背景の大きな山は大日ヶ岳(1709m)で
山麓には広くスキー場が広がっていましたが、
牧場もあるようだしこの辺りにも一度ゆっくりと
走りにこなければ。


雪山だ〜!

↑の写真の人が集まってる方へ歩いて行くと
杭が一本立てられてて一つのプレートには大日ヶ岳と、
そしてもう一つのプレートには白山と…。

え〜、ここから見えるんや!?と思ったら
大日ヶ岳の稜線からポコポコっと雪山が〜。
写真左の方の突端が別山(2399m)で、
右側やや大きく見えている雪山が白山(2702m)です。

白山と言うのもちゃんと見た事がない山で
一度は見に行きたいなぁと思ってたんですが、
頂上部しか見れなかったけど止まって良かった。^^

午前10時30分にひるがの高原SAを出発、
程なく東海北陸道は対面通行となり更にぐんぐんと標高も上げて行き、
午前10時45分に日本の高速道路最高点(1085m)を通過。
辺りは前後左右どこを見ても山ばかり。
それにやたら涼しいと思ったら気温表示板の数字は10℃って…。^^;
なんか知らん内にまた季節が戻ってるぞ〜と思いながら、
高山へ向けてぐんぐんと高度を下げていくと
この季節らしい気温に戻ってひと安心。
それでも京都と比べれば随分と涼しいですが。

飛騨清見ICで東海北陸自動車道を離れ、
中部縦貫道(無料)に入り高山西ICで降りて一般道へ。
距離計を見ると京都から約265km、
やっぱり一宮JCTで見た看板は正しかった。(^◇^;


さあ目指すは上高地!

午前11時にR158に合流、国道脇の売店の
自販機で買ったジュースを飲みながら、
地図を見つつ一息入れます。

しかしもう自分は高山にいると言うのに
ここから先を見ると微妙に見慣れた風景で
なんかちょっと不思議な気分。
周山街道の高鼻町バス停近くから福王寺側を見ると
ちょうどこんな感じの風景と道路なんですが、
遠地でこう言うのに出会うのもまた旅の楽しみかな。

と言うわけでR158を東進して高山市の市街地方面へ。
暫くは田園や川沿いなど田舎らしい風景を楽しみながら走りますが、
10分も走れば道沿いに建物が増えてきて市街地近しって感じ。
そんな市街地に入る直前にあったエネオスで給油。
まだ残量計には余裕があったけどこれから山奥へ分け入りますので
燃料の不安だけは解消しておきたい。^^;
で、10.09L入って1281円。
前回給油後271kmほど走ってますが
高速を250km走っての燃費ならそんなとこでしょう。

京都から来たんかぁ」とSSのおっちゃんに驚かれつつ、
Gマジェのお腹を満たしてこれでもう安心と午前11時8分に再出発、
すぐに信号が増え土産物屋が立ち並ぶ市街地へと入っていきますが、
やっぱりと言うべきか道路は混み気味、流石は観光都市。^^;


京都っぽい

しかし観光地の繁華街ってのは似たようなもんになるなぁと
みやげ物屋や食べ物屋が並ぶ街並みを見ながら進みますが、
それほど長くそう言う所が続かないのを見ると
やっぱり地方都市なんだなぁと思ったり。
いや、悪い意味では無く。

ま、京都は無駄に広い上に街中あっちこっちこんなんですから
すっかり見慣れちゃってて感慨が湧き辛いってのもあるかも。^^;


いい道だ〜♪

そんな高山市街を数ヶ所の信号につっかえながら走り抜け、
R361の分岐を過ぎると視界がぐんと開け
国道はすっかり快走路に♪\(^o^)/

上高地の入り口、沢渡までは60km足らず、
この分なら正午過ぎには着けるかな〜と思ってましたが、
ほら、私って写真を撮る人ですやん?
気に入った所があればあっちこっちで止まるんで
そんな順調には進まなかったりします。(笑)

とりあえず次の目標はツーリングマップルにも載ってた
国道脇でこんこんと湧き続けると言う長寿水だなと思いながら、
徐々に高度を上げ山へ分け入る国道を走っていると
とある橋の手前右手に止まってる車数台と長寿水の石碑を発見!
でもすぐに止まれず橋を渡った所でUターン。^^;

貰ってしまいました^^;

おっちゃん、ありがとう!
店でもやっておられるのか大量に2Lのペットボトルを持ってきて
水を汲んでるおっちゃんがいたのですが、
ちょっとお邪魔をして持参したマグカップに水を汲み喉を潤す。
甘いとかそう言うのは全くなかったです、
でも信じられへんぐらいにスッキリとした爽やかな水で、
こんなに雑味が無い水ってのは飲んだ事無いかも。
長寿水と言う名に相応しい水です。

で、水を汲んでたおっちゃんと話してたんですが
また「京都から来たんかぁ」と言う話になりまして、
ならば持って帰れ」と長寿水入りの
2Lのペットボトルを頂いてしまいました。(^_^ゞ
自宅へ戻ってからこれでコーヒーや紅茶を淹れてみたんですが
本当にもう「たかが水、されど水」といった具合でして、
香りも味も水道水とは比べ物になりませんでした。
京都の水道水は疏水のおかげで美味しい方なんですけどねぇ。

改めて、おっちゃん、ありがとう〜!!

長寿水を過ぎるとハッキリと登り傾斜が強まり
峠道然とはしてくるのですが、
徐々に見え隠れする高峰をバックに
幅広く大きな曲線を描きながら伸びるR158は
素晴らしい快走路の一つに挙げられるでしょう。

雲っとうがね〜!(#゚Д゚)

でもそろそろ乗鞍岳が見えてくるはず…と思っていたら
こんなに青空が広がっているのに山頂には真っ白な雲が…。

またかよ〜!と思いつつも
天気予報通りならばそろそろ雲も晴れるんじゃないかと
微かな期待を抱きつつ平湯トンネルを越えて行きます。


ついに見えた〜!

長い平湯トンネルを過ぎると右手にある
雪山が目に飛び込んできて、
チェーン交換場所なのかどうかは知らないけれど
左手にあった空き地に急停車。
雪山や〜、写真だ、写真〜!(笑)

中央高く聳えているのが硫黄岳(2554m)で
乗鞍連峰に組み入れられる中央アルプスの山ですが、
そんな高い山がそれほど高くない位置に見えるなんて
随分と標高を稼いだな〜と実感したり。
そしてこの平湯トンネルを過ぎると信濃はもう目の前です。

平湯トンネルを過ぎると道路は一転して下りに変わり、
道路越しに見下ろせる高度感たっぷりの平湯の風景を見ながら
道路は何度も大きく切り返してぐんぐんと下って行く。
そんな道を下りきり緩やかになった道を進んでいくと
道路左手になんか咲いてる…って桜やん!


桜が咲いてるとは…

この辺りの桜の開花が遅いのは知ってたけど
まさか5月の末に散りかけだけど見られるなんて…と
また止まって写真を撮ってたり。(^◇^;
でもあまりの関西との気候のズレっぷりに
ちょっとくらくらしてきそうでもありました。


凄いなあと呟きつつGマジェを走らして進んでいくと
右手に有料の安房峠道路の入り口があったけど
今日は上の安房峠を通る予定なので真っ直ぐ行く。
すると今度は左手に鋭い岩峰を天に向けた雪山が!

ついに見えた北アルプス!
この写真を撮っている時はどこの山だろうと思ってましたが
この日の宿のマスターと地図を見比べながら話していると、
方角とこの尖りっぷりならおそらく槍ヶ岳(3180m)だろうって話になり、
自宅へ戻ってから調べるとそれで間違いなしでした。

過去2回、夏に信州へ来てるものの
両方とも雲に遮られてて北アルプスは望めず
かなり悔しい思いをしながら帰ってたのですが、
ようやく望めた、しかも日本のマッターホルンとも呼ばれる
槍ヶ岳が見えたなんてもう大感動なのです!
でもこの分なら上高地からの展望も良さそうだと
日本第三位の高峰である奥穂高岳(3190m)の雄姿が楽しみで
ルンルン気分で先へ進んでいったのでした。
ちなみに槍ヶ岳は日本第五位の高峰です。

まだ冬なんか!

温泉施設を横目に見ながら
さあ峠道だ〜とルンルンで上っていくと、
無情にもゲートで封鎖されてるし…。

よく読んでみると5月末まで「冬季閉鎖中」って。^^;

こんなに新緑が輝いてるっちゅうのにまだ冬なんか〜!?と
ぶつけ所の無い憤りを抱えつつも仕方がないのでUターン。
安房峠道路のトンネルを通って沢渡へ向かう事に。


ここも中部縦貫道

槍ヶ岳を撮った所を通り越し
T字路で左折して平湯料金所へ。
通行料はバイクでも600円…高い。_| ̄|○

まあここを通れば上高地の入り口ともいうべき
沢渡駐車場まではあっという間なんですが、
トンネルなんてのは走ってて最もつまらんので
出来れば上の峠道を走りたかったなぁ。
新緑と紅葉のシーズンは最高だそうで、
殆どの車がこの有料道路を通るから
気持ち良く走れるそうなのです。

トンネルを過ぎればすぐに上高地への入り口が見えますが、
当然一般車は進入禁止、表にガードマンが立ってます。
なので梓川沿いに続くR158を松本方面へ走っていくと
程なく沢渡(さわんど)に到着しますが、
ここは上高地への起点になってるのであちこちに駐車場があり、
一つめ左手にあった茶嵐駐車場は係り員さんが
こちらへどうぞと頭を下げられてたけど、
気付くのが遅れちゃいまして止まりきれずに通過。^^;

その次に見つけた無人ゲート付きの
沢渡岩見平駐車場へ入ろうとしたら、
いくら発券ボタンを押しても駐車券が出てこない。
すると係り員さんが右手遠くから出てきて
ここは二輪車はダメだからもう一つ先の所で止めてー」と。^^;;

ならハッキリと二輪車×とか出しといてよぉと思いつつ、
午後0時45分に沢渡上駐車場に到着。(^^ゞ


いざ上高地へ!

駐車料金300円を窓口で支払い、
上高地へ向かうシャトルバスの往復券2000円を求め、
結構慌て気味に用意をしてると窓口のおっちゃんが、
バスはいくらでも来るから大丈夫ですよ」と一言。
うーん、そんなに焦ってるように見えたかな〜。(^_^ゞ

で、15分ほど待ちまして窓口のおっちゃんに
「大変お待たせしました」との見送りを受けつつバスに乗り込み、
いよいよ上高地へと足を踏み入れていったのでした。(^o^)/


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