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熊野三山詣でツーリング
〜紀伊半島南部の山と海の風景とキャンプを楽しむ〜

走行日:2009年8月17日月曜日-8月18日火曜日

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3:18日〜川湯温泉野営場→熊野那智大社〜

8月18日火曜日、早朝。
賑やかな鳥のさえずりで目を覚ますともう外は明るい、
時計を見る、午前5時40分。

これはちょいと寝過したなぁと思いつつ、
昨晩は寝るのが遅かったし相変わらず周囲は騒がしかったから
6時前に目を覚ませれば上等か…とごそごそとテントから這い出る。


真っ白〜!

夜中寝る前からしっかり梅雨が降りてたのは分かってましたが
こうもスクリーンやらが真っ白になってるのを見ると、
あー、キャンプしてるなあって気分が増してきます。(笑)

 


今日も天気は上々♪( ̄ー ̄)v

トイレして顔を洗ってテントへ戻る時に空を見上げると
まだ明けきらない空には薄紅色に染まったちぎれ雲が浮かび
刻一刻と宵闇を圧して明るさを強める空を
写真を撮ったりしながら暫く眺めてました。

周りを見るとまだ誰も起きてない模様。
この素晴らしい朝の空を見ないなんて
何しにキャンプへ来てるんでしょうかね〜。

山にしろ海にしろ夜明け前後の
ダイナミックに色合いや明るさを変えていく光景は
実に筆舌に尽くしがたく見られる環境にいるのに
見ないのは大損です。


いただきま〜す♪

でも空に見惚れてると時間があっという間に過ぎるので
ちゃっちゃと朝ご飯をちゃべてしまいましょう。(^◇^;

テント前室に放り込んでいたテーブルやらストーブやら
コッヘルやらを取り出して紅茶を淹てれる間にパンを焼き、
持参したイチゴジャムを塗り塗りして、いただきま〜す♪

とてもシンプルな定番朝食ですが
パンを焼く匂いと紅茶(ダージリン)の香りが辺りに広がり、
朝の風景を見ながら食べるこの朝食は、
見た目以上に満足度が高いのです。( ̄ー ̄)v


降りる日差し

ふと西側の山を見ると陽射しに照らされ始めていて
もうすぐここまで降りてくるな…と
道具を片付けコッヘルを洗い歯も磨いて
撤収準備に取り掛かります。


物干しGマジェ(笑)

道具類をザックに詰めて、
フライシートとマットをGマジェに掛けて物干し中。(^◇^;
この写真を撮ったのが午後7時半、
すっかり明るくなりました。

干してる間にmixi日記を書いたり
フライシートをひっくり返したりテントを逆さまし
ばっさばっさと揺すって中のゴミを外へ出し、
ほぼ完全に干してからそれぞれを袋に詰め、
Gマジェに搭載して撤収完了。

時間を見る、8時を過ぎちゃったなぁ。^^;;

入口のゲートの所で料金を支払ったり
受付のおばちゃんと二言三言言葉を交わしたりしつつ、
橋を渡って川湯野営場を後にします。


なんて綺麗な川

その橋の上から流れる川を見ると
浅いのもあってか透き通った水が流れてて、
これだけ綺麗なら川遊びもやってみたったなぁと思いつつ
まあまた今度もうチョイ空いてる時にでもゆっくりしに来ようかと
本宮方面へと進んで行ったのでした。


今日もツーリング日和♪

那智大社へ向かわずなぜ本宮方面かと言えば、
昨日の内に大斎原(おおゆのはら)へ行けてないから。
もうホント、一泊の旅ってイッパイイッパイ。^^;

朝日を浴びながらR168を北上しますが
伸びやかに続く国道に山間とは思えないぐらい
広い風景が広がりツーリング気分を盛り上げるに十分な
流れる風景を見ながら進みます。^^


なんて広い河原

本宮前に付いてどこか記念撮影するのにいい場所は無いかと
川沿いの脇道に入って行ったりしてたのですが、
そこから見える川原がとんでもなく広くってねぇ
あ〜、こういう所で寝てみたかった…とか。(笑)

ま、上流にダムもあるし上流で雨が降ると
一気に増水もしそうだから無理なんだろうけど、
こういう所ならさぞ星も綺麗に見えただろうなあと思うとね〜。


大斎原の鳥居と

大斎原の鳥居が見える所で記念撮影。

明治の大水害で社殿が流されるまでは
この辺りに本宮が置かれていたそうで、
今よりもっと規模の大きい神社だったそうです。

できれば大斎原の中もゆっくり歩いてみたいけど
とてもそんな時間はなさそうなので、
この写真を撮ったらすぐに新宮方面へ移動開始。


R311分岐点

ちょいと走っていくとすぐに田辺方面へと伸びる
R311へのトンネルが口を空けております。
田辺と本宮を繋ぐ便利な国道なんですが、
京都から本宮へ行くならば今回の高速活用コースか
適当な所で下りて五條市からR168を南下するかは
時間的にはそれほど変わらない…って感じがします。^^;

問題は奈良方面は勿論、堺方面から五條へ向けても
都会走りをパスするような良い道路が無いってとこで、
そこで余分に時間を食われたら…と思うと
素直に高速に乗ってる方が良いのかも。^^;;
京奈和道が全線開通すれば
もうちょいルートも取りやすくなるんですが、
来年春に第二京阪が全線開通するので
ちょっとは紀州が近くなりそうです。


白見の滝

R168沿いにある道の駅・瀞峡街道熊野川に寄り、
すっかり減っていたボトルに自販機で買ったお茶を詰め直す。
いや、昨晩川湯野営場でも自販機で買ったのを詰め直してたんですが
結構飲んじゃって中途半端に減ってたからここらで補充を…と。
那智山では大門坂が待ってますからね〜。^^;

そんな具合にちょいと寄り道しながらも本宮から小一時間ほどで
昨日は撮りそびれた白見の滝が右手に見えてきます。

午前9時20分、白見の滝に到着。
それほど大きな滝では無いのですが
柔らかなラインを描きながら落ちるこの滝は
とても優美で女性的な雰囲気も感じます。


上からも見てみたい…

落ち口を見ると大きな岩が積み重なっているようで
その隙間から大量の水が流れ落ちていて、
どんな沢がこの上に広がってるんだろうと
ちょっと上の方も見てみたい気がしましたよ。

それにしても余り人の手が入っていなさそうな
森の姿もまた印象的でした。


サラサラ落ちる

微妙に傾斜した面を落ちてくる滝は
サラサラと言った感じで滝つぼへ吸い込まれて、
その水量と比べれば大人しい滝つぼの風景です。

それでも水しぶきはしっかり飛んできますけどね〜。


踊る水

滝のすぐ下流にはちょっとした落ち込みがあって
岩の上を跳ね踊るように落ちていく水が
また印象的な光景を作り出しておりました。

とまあ、夢中であれこれ撮ってたんですが
30分ほどは撮っていただろうか…と時計を見ると
指してた時間は10時20分…。^^;;;

うっわ1時間も撮ってたんだ、なんてこった〜!!

撮影に入ると時間間隔が無くなります…。org


那智へまっしぐら

ただでさえも時間が足らんのに…と大慌てで片付け、
新宮へと歩みを進め那智へと伸びるバイパスへ。
ゆっくりと海沿いのR42を走ってみたかったけど
もうすでにそんな余裕はどこにもない。(笑)

山間に伸びる高速道路の様なバイパスを走ること10分、
那智山へと続く県道43号線に合流。
ここまで来て慌てても仕方ないので
車の後ろについてゆっくりと進みます。


何があってあんあいびつに…

県道を進むとバイパスを下りた直後の町はずれっぽい風景から
徐々に山が近くなり遠くに少々いびつな形の山を見ながら
山間へと県道は分け行っていきます。

大門坂駐車場の手前にあった大きなお土産物屋さんで
おにぎりなり弁当なり売ってないかと物色するも
甘いものばかりでその類の物は無く、
店頭脇に湧き出していた水を飲んでから
大門坂駐車場へ。

バイパスを下りてからコンビニ一軒ないんだもんなぁ…。^^;


ようやく駐車場へ

午前10時52分、大門坂駐車場に到着。
意外な事に火曜日だと言うのに大きな駐車場は一杯で
迷惑になりにくそうな所へバイクを停めます。(^_^ゞ

しかし時間も時間だし今回は上までバイクで
上がっちゃおうかとも思いましたが、
まあ多分、なんとかなるんじゃないかなと
大門坂を歩いてに登る事にしました。
今回の旅の目的の一つでもあるしね。( ̄ー ̄)b

写真機材が詰まったザック型のカメラバックを出し
使うかどうか分からんけど一応念の為…と、
三脚をザックのベルトに固定して
午前11時10分、いざ登り始めます。


大門坂へのアプローチ

県道を少し歩いて行くと左手に大門坂の碑があり
どうやらその小道を上っていけばよい模様。
しかし天気が曇りがちで良かった、
晴れてたらこの時間に登るのは大変…。^^;


田舎だなあ

田んぼや民家の傍を続く小道から山を見ると
如何にもな田舎の風景が広がっていて、
すぐに写真が撮りたくなるので
なかなか前へと進んで行けません。(笑)


参道

そんな小道を抜けると上の方に
鳥居と朱塗りの橋がある階段が現れ
ここからもう参道っぽい雰囲気がたっぷりです。

そしてこの階段は序の口中の序の口、
ここで気持ちがめげるなら駐車場へ戻り
素直に車で上がりましょう。
車で上がっても長い階段が待ってるしね。(^◇^;


まるでガーディアン

霊場への入り口と言われる朱塗りの振ヶ瀬橋や茶屋、
南方熊楠が滞在していたと言う屋敷の間を通り抜けると
まるでガーディアンの様に聳える2本の古杉、
夫婦杉が現れます。

高さ55m、幹回り8.5m、樹齢800年と
こんなに立派な杉は滅多に見かけないのに、
それが2本揃って立つその光景は
那智山と言う場所を印象付けるに十分です。


一休み

杉木立の中をそこそこの斜度で続く大門坂。
そこそこ重い荷物を担いでるんだから無理せず上がろうと
後から来た人に追い越されながら登ります。
で、すぐ休む。^^;

しかし流石は熊野古道と言うべきなのか
老若男女を問わず登ってくる人が多くて
ちょっと驚きました。


さあ登ろう

無理せず時々立ち止まったりしながら
じわじわと登って行きますが、
登っていくほど斜度も強くなってきた様な気が…。

古来から踏みしめられ苔生した石畳風の階段や
古道の両脇にそびえる杉林など、
爽やかな風景が広がってるし実際涼しいのですが、
運動不足がたたってかすぐにハアハアと息が切れて
なかなか思うようには進めない大門坂です。^^;;

でも荷物を置いて写真を撮ってたら
ひょいひょいと階段を上って行けたので、
やはり身に過ぎた荷物を背負ってるってことなのかも。

どんな歩荷訓練やねん。(笑)

茶屋跡らしい開けた所に出ると大門坂も終わり。
ベンチに腰掛けしっかり休む、その心はまだ目の前には
ビル地下の倉庫の様な所とその先に続く
コンクリートの普通の階段が続いてるから。^^;
一息付いてL字型に続く階段を登り切ると
ようやく参道前にある大きな土産物屋さんの前へ。


いい眺め〜♪

その駐車場から下を見てみると
随分登ってきたな〜と実感できますが、
コースタイムの倍以上の時間がかかってて
もう正午はとっくに過ぎている…。^^;;


ラムネで回復(笑)

おまけに目の前には那智大社へと続く
無体なほどの急階段が待ち受けたりしてまして、
これは一気に行くのは無理やなと土産物屋さんで
ラムネを求めじっくり休んでから向かいます。

もーここまできたら焦ってもしゃあないしね〜と、
レポートも次のページへ続きます。(笑)


続く