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紀伊半島縦断ツーリング

〜酷道の旅〜
京都-奈良-奥瀞-那智-十津川-奈良-京都

走行日:2010年7月26日月曜日-同27日火曜日

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*2:道の駅おくとろ*

道の駅の施設からそれなりに離れたおくとろ公園キャンプ場、
細くてアップダウンがあるグランドの脇を通る道を進んでいくと
ゲートっぽい所があってそこから先がキャンプ場のスペースらしい。
でもフリーサイトはテニス場を囲むL字型っぽいスペースで
北山川沿いにはバンガローがあったりするから
開放感はそれほどない感じかな。
ま、パコパコとテニスをやってないだけマシか。^^;
それにサイト利用料&1人分で1050円ですから文句も言えまい。


どっちに張ろうかと迷ったけど…

バイクサイトよろしくバイクのすぐ傍に張ろうかとも思ったんだけど、
通路を挟んだバンガロー側にはすぐ近くに炊事棟や
コンクリート製のベンチ&テーブルがあったので、
そちらの方にテントを張ることにしました。
ま、この日は私だけって感じでしたし。^^;

で、この場所にテントを建てようと準備してたら
全身真っ黒な30cm位ある蛇が川の方へにょろにょろ逃げていって、
「うわっ」とか思わず叫んだりもしていましたが。(笑)
縞蛇の黒変種であるカラスヘビかなぁ。
辺りをバンバン叩いてもう居ないか確認したとも。(^◇^;


テント下の敷物は大事です

いつも通りの手順でテントを張っていくんですけど
行きがけのコメリで買ったレジャーシートをテントの下に敷きます。
何故かって言うとテントで寝たことがある人は分かるでしょうけど、
地面にそのままテントを張ると地面からの水分なのか
人が寝てることによる結露なのか
翌朝にはテントの底(内部)が信じられん程濡れてたりするんですけど
こうして一枚挟んで敷けばテントは濡れないって寸法です。
テント本体が濡れなければ片付けも楽ですし。^^;

薄くてアルミが貼られたシートを持ってるんで
持ってこようと思ったんだけど、
忘れたんでレジャーシートを途中で買ったのでした。^^;;


脚がフワ〜って(笑)

テントを張り終えたので靴を脱いでちょいと休憩。
トレッキングシューズで足を締め付けてたから
脱いだ途端に脚がフワ〜っと広がっていくよう。^^;
蝉の鳴き声と野鳥のさえずりを聞きながら
暫しごろりと芝生の上で寝転んだり。

しかしこのキャンプ場の地面はしっかりしていて
ペグハンマーを持ってきて正解、
無いと困るところでしたよ。
それと靴は速攻でテントの中に放り込みました。
外に出したままにしてるとムカデとか蜂とかが
入るので気をつけんといかんのです。


ランタンの準備〜

そしてこの間にランタンの準備もしておきます。
新品のマントルを取り付けてライターで燃やして
ほぼ燃え切った所でガスを出して燃焼、
マントルを完全に白くしちゃいます。
この燃え切った白いマントルが炎に熱せられて発光するので
夜はやりづらい作業だから忘れず昼間にね。( ̄ー ̄)b

でも案外とこの白くなったマントルって強いもんでして
舗装路を走ってる限りは何百kmと走っても
全く壊れてなくて驚いたりします。
大山から京都まで400km近い下道走行でも壊れんかったし
このツーリングの帰りでも壊れんかった。(^◇^;


ワイルドな歩道

のんびり過ごして時間も午後3時過ぎ、
まだまだ日も高いし温泉にも夕食にも早いなと
5D2に持ち替えてぶらぶら散歩しながら
いろいろ撮り始めました。

で、道の駅やおくとろ公園キャンプ場に沿った
歩道なんですがすんごいワイルドですな。(笑)
草が生えてる歩道ってそれほど珍しくはないけれど
ここまでぼこぼこ生えてるのはあまり見ない気が…。
わざわざ刈らずに枯れるのを待っちゃうんですかねぇ。^^;


車も通れます

キャンプ場のすぐ上流側に対岸に伸びる
県道へ渡る吊り橋があるんですけど、
車も通れるというかなり立派な吊り橋で威容を誇ってます。

で、車で渡れるぐらいならそれほど揺れんだろうと
対岸まで渡るつもりで吊り橋へ近づく私。


ドガッってなったの?

遠目にも制限1トンの看板が壊れてるのは分かったけど
なんかもうクレーン車でも突っ込んだんか?って感じで、
ドガッっと抜けてて妙に不安を煽る看板。^^;

で、渡り始めたんですけど遠目で見ると
なにか舗装がされてるような感じだったのに…、
足元金網…水面までスンゲー高いです。
おまけに人一人渡ってるだけだってのに
変にみょんみょん揺れるこの橋はなに?(笑)


来た方向を振り返る

でも流石に橋中央部からの眺めは良くって
ダム湖となっている北山川の上を吹き抜ける
気持ちのいい風に吹かれつつ写真を撮ったり。


下流を望む

上流を見ても下流を見ても
川と山と空しか無いって所で、
本当に山奥へ来たんだなあと実感。
それにプレッシャーを感じるほどの
高い山も多くて近畿も広いなぁと。
ちなみに右手の林の向こう側に
キャンプ場や道の駅が広がってますよ。

…風自体は気持ち良いんですけど
妙に橋まで煽ってくれたりするし、
一人根性比べする必要もないよねと
橋の中央でUターン、元来た所へ戻りました。

足元の写真はって?
下向くのはヤです、自分で撮ってきて下さい。(笑)


農村風景

国道を渡って山側は田んぼの向こうに
民家が並ぶ農村の風景。
杉が綺麗に植林されてる所を見ると
林業も盛んな所なんでしょうね。


咲き残るガクアジサイ

川傍の小さな畑の傍には
まだ色褪せても居ないガクアジサイが。
それだけこの場所が涼しいって事でしょうし
季節の移り変わり方も京都とは
随分と違うんだろうなと感じましたよ。


跳ね躍る水

田へ引かれた水はとことんまで澄んでいて
パイプから注がれた水が田の水面で跳ねる様子が
まるで水が躍ってるようにも見えて
カエルでなくても楽しくなってきそうでした。^^


大きく実れ!

稲はすでに花を付けていて
沸き立つような稲の香りに包まれてました。
でも殆どのモミがすでに閉じていたので
花が咲き終わった状態というべきなんでしょうが、
都会に住んでるとこういう状態の稲ですら
みかけることは殆ど無いですから感動なのです。

あ、ちなみに私はイネ科の花粉症持ちですが
この日はぜんぜん大丈夫でした。(^_^ゞ


山村風景

この稲が黄金色に輝く季節は
この周辺はどんな風景になるんだろうと
想像しながら撮った一枚です。

日帰りで来るにはそれなりにハードな所ですし、
なかなか気軽に見には行けないのが残念です。

テントへ戻るとお日様も随分と西へ傾き、
ボチボチひとっ風呂浴びてくるかとおくとろ温泉北山へ。
それほど広い浴場ってわけでもなく
どちらかと言えば大きめの銭湯って感じで
湯の色も透明で湯の花は殆ど無かったけど、
脱衣場からドアを開けて浴場へ入ると
むせ返るような硫黄の匂いが漂ってまして
体を洗ってどっぷり浸かると心地良くて暖まる暖まる。
むしろ温泉から上がってから1時間ほどは
汗が吹き出してきて困るくらい暖まりました。(^◇^;
でも冬には最高の温泉やろうね。

んで湯上りにこの地の名物らしい
「じゃばら」って言う柑橘類のシャーベットを食べたんですが、
食べてる時はグレープフルーツっぽくてさっぱりして
すごく美味しかったんですけどね、
食べ終わった後から口の中がすごく渋くなったと言うか
なんかすごい感じでそれもちょっと後引いて大変でした。(笑)


ご飯炊き炊き♪

温泉から上がりぐわぐわになった口に困りつつ
テントへ戻ると午後7時。
真っ暗になる前に夕食の用意をしようと
いそいそと炊事棟近くをうろうろしつつ、
コンクリテーブルの上で炊飯開始。

あ、ちなみにお米は写真を撮りに行く前に洗って
長々水に漬けておいてましたよ。
洗ってすぐのお米も炊けない事はないけれど
やはり水を吸わした方が美味しく炊けるのです。


かつて無く旨そう♪

蓋との隙間からの噴出し具合を見ながら
中、弱火の火でじっくりとご飯を炊き上げ、
噴出しが無くなって少しチリチリ言い始めた頃に火を止める。

蓋を開けるとと…メッチャ美味しそうなご飯が!
一口摘まんで食べてみると芯も残ってなくて
かつて無く上手く炊けたコッヘルご飯でした。^^

で、うなぎはどうしようかと思ったんですが
もう面倒だったので頭をがぶりと食いちぎり、
身の部分にコッヘルの上で少し温めたタレをかけて
アツアツのご飯を食べつつそのまま丸噛りしてました。(笑)
野菜はどっかで売ってないかな〜と思いつつ走ってたけど
そんな店は無かった。(^_^ゞ

食べ終わり洗い物などの後片付けをして、
歯を磨き終わると時間はもう午後8時過ぎ。
辺りはもうすっかり真っ暗でランタンの明かりが煌々と照り、
ゴー…と言う燃焼音がヒグラシに変わって蛙の合唱と入り交じる時間。
こんな所ですから星空を期待したんですが…、
残念ながら月を隠すほどの雲が広がってしまい
これはもう星空撮影は無理だなとテントへ潜り込み、
雑然としていたテント内を片付けて寝る準備。

ランタンも入る時に消したから響き渡るカエルの大合唱に包まれて、
あぁ夏のキャンプの夜だ…と一人感動しつつ、
シュラフに包まり午後9時前に就寝。
あっという間に眠りの坂道を転げ落ちていく…。zzz

本日の走行は193.6kmでした。

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